2024年パリオリンピックが終わりましたね!
オリンピック開会式に先駆けて、24日に行われたパラグアイ戦で、途中出場した男子サッカー日本代表の佐藤恵允(ケイン)選手について、
サッカーを始めたきっかけや出身大学などをまとめてみました。
興味がある方はぜひ読んでみてください!
佐藤ケインのプロフィールを時系列で紹介
サッカーを始めたきっかけ
佐藤ケイン選手は、コロンビア人の父と日本人の母を持つハーフです。
父親がサッカーを教えたのかな?と思われそうですが、実はお兄さんの影響でサッカーを始めたそうです。
小学時代
小学生時代は、世田谷バディSCというクラブチームに所属していました。
世田谷バディSCは、佐藤ケイン選手の9歳年上で元日本代表選手の武藤嘉紀(むとう よしのり)選手も所属していたチームです。
今でこそ有名選手を多く輩出しているチームですが、佐藤ケイン選手が所属していた当初は当時はメンバーが11人にも満たない時期もあったそうです。
そんな整っているとは言えない環境下で練習を行ってきた経験が、佐藤ケイン選手の雑草魂をはぐくんだのかもしれませんね。
当時の佐藤ケイン選手は、とにかく得点したくて、ゴールを目指してドリブルばかりしていたそうです。
ひたすら走っていたので、メンタルと体力は培われたとインタビューで答えられていました。
中学時代
中学時代は、元日本代表の遠藤雅大さんが指導する『遠藤サッカーアカデミー(ESA)』に所属していました。
遠藤雅大さんの息子で、現在は横浜FC所属の遠藤雅己(えんどう まさき)選手も、当時佐藤ケイン選手と共にこのアカデミーに所属していました。
小中学生時代は、目立った成績はなかったようですが、後に頭角を出す選手が多く所属していいるところに身を置いていたことは、彼が後々花を咲かせる一つの所以かもしれません。
高校時代
佐藤恵允(実践学園) pic.twitter.com/xwIFpZywhl
— 月光ながら (@gekko_nagara) June 18, 2022
引用元:X
東京都中野区にある実践学院に入学。
実践学院はスポーツ全般に力を入れており、サッカーも有名です。
ESAからも多くの先輩が進学していたこともあって、実践学園に進学を決めたそうです。
ここまで目立った成績がなかった佐藤ケイン選手は、高校時代、とあることがきっかけで一気に結果を出す存在になります。
――高校時代が成長期ですか。
「きっかけがあって、高2の試合で実践のヘッドコーチに『お前もっと自信持ってやったらもっと良さ出るよ』と言われて、自信持って縦に速いドリブルしたら、相手を余裕で抜いちゃって。その試合で自信を持てるようになってからステップアップしていけました」
名スポwebインタビュー記事
1年生時はチームがインターハイに進出するも、ベンチ外で出場機会はなかったそうです。
その後、2年生から10番でキャプテンとなりました。
全国大会までは行けず、年代別代表に選ばれることもありませんでした。
大学時代
佐藤ケインいいねー、明治大学か、ウチに来ないかなーw https://t.co/iTQ3C4CjjI
— LiberoReds 💫 (@libero0016go) June 18, 2022
引用元:X
大学は、スポーツ推薦枠で明治大学文学部に入学。
1年生で、関東大学サッカーリーグの登録メンバーに入り、後期には試合にも出場します。
2年生の開幕戦で、大学での公式戦初ゴールを決めます。
秋には年代別代表に初めて選出されました!
3年生で、10番キャプテンを任され、関東大学サッカーリーグで優勝し、ベストイレブンに選出されます。
4年時には副主将になります。
ドイツの名門ブレーメンに所属
4年生の7月末を持って明治大学サッカー部を退団し、ドイツ・ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンに入団します。
明大の栗田監督は、「臆することなくドイツで暴れてほしい」とエールを送っています。
U-23のセカンドチームに所属していましたが、U-23はドイツ5部チームで、レベル的にはJ-リーグの方が上ともいわれています。
このオリンピックでぜひ活躍を見せて、トップチームに呼んでほしいですね!
大学出身のサッカー選手にはこんな人も!
明治大学はプロサッカー選手を最も多く輩出している大学です。
2022年度のものですが、関東大学リーグでの現役プロ選手出身校ベスト5の記事がありました。
引用元:AthletesBank
一部ではありますが、サッカー名門の明治大学出身のサッカー選手は現在を4人紹介します!
森下龍矢(もりした りょうや)
所属:名古屋グランパス→現在レンタル移籍でポーランドのレギア・ワルシャワで活躍中
ポジション:DF
2020年に日本代表選出
太田龍之介(おおた りゅうのすけ)
太田選手は、佐藤ケイン選手と学生時代同級生でした。
所属:ファジアーノ岡山(J2)
ポジション:FW
井上 樹 (いのうえ みき)
井上選手も佐藤ケイン選手と大学時代の同級生です。
所属:ヴァンホーレ甲府(J2)
ポジション:DF
最近の佐藤ケインの評判はイマイチ?
最近ネット上では、佐藤ケイン選手のプレーにネガティブな意見もよく見られます。その理由についてはこちらにまとめました。
まとめ
佐藤ケイン選手は、幼い頃からサッカー選手になるという道筋に沿って、どのステージにおいても良き指導者や仲間のいる一流のチームをご自身で選択してこられたように感じます。
一流の環境に身を置くことで、周りのレベルも高い中、なかなか結果が出ず緊張感のある下積み時代を過ごされていたのだと思います。
それでも諦めずに、今はオリンピックの日本代表に選ばれるまでになりました。
目標はA代表(年代制限のない代表選手)になることということで、まだ道半ばな佐藤ケイン選手を、これからもテレビ越しに応援していきたいと思います!