Z世代を中心に、絶大なる人気を誇るキャラクター『おぱんちゅうさぎ』の作者、「可哀想に!」さんをご存じでしょうか?
とにかく変わった名前で一度聞いたら忘れられないインパクトがありますよね。
可哀想に!さんは、大学在学時にこの名前で活動を始められました。
可哀想に!さんご本人の名前の由来や、可哀想に!さんの代表的キャラクターのおぱんちゅうさぎの名前の由来についても調査しました。
また可哀想に!さんがおぱんちゅうさぎ誕生時に在学されていた大学についても書いていきます。
おぱんちゅうさぎ作者の可哀想に!名前の由来は大学時代にあった
出典:amazon
可哀想に!さんといえば、SNSを中心にイラストやアニメーションを発信されている推定23歳の女性イラストレーターです。
初めてYOUTUBEアカウントを作ったのは、2020年7月で、大学2年生の頃です。
「可哀想に!」という独特の名前は、当時の忙しすぎる環境と友人の影響のようです。
どういうことか詳しく見ていきましょう。
おぱんちゅうさぎ作者の可哀想に!大学1年生の頃は課題にまみれて超多忙
可哀想に!さんは、多摩美術大学の美術学部統合デザイン学科で学んでいたそうです。
一年の頃は、山のような課題に忙殺されていたそうです。
同じく多摩美術大学に通う方のこんなメッセージを見つけました。
まさか同じ教授から2日連続で締め切り出されるとは思わなかったです、、教職取りたい方はわたしの学科来ない方がいいよ☺︎ハードすぎるので😌
(多摩美術大学 / 美術学部 / 学部2年)
note「美大に入る前に知っておきたかったこと」より引用
やはり多摩美術大学の美医術学部は課題がものすごく多いようですね…。
押しなべて美大というところは課題に追われがちでかなり忙しいようです。
おぱんちゅうさぎ作者の可哀想に!友人のSNSアカウント名が「明日が見えない」「絶望」など独特
しかし、可哀想に!さんが大学二年になった2020年は、コロナの流行によりリモート授業になり、課題も一気に減り、時間ができたそうです。SNSでアカウントを作成し、イラストや日常の発信を始めたようです。
その時、周りの友達が使っていたSNSのアカウント名が「明日が見えない」「絶望」などが多かったため、自分もネガティブワードを使ったアカウント名にしたそうです。
おぱんちゅうさぎの作者の可哀想に!は大学を中退。躁鬱が原因か
可哀想に!さんは、2021年に大学を中退されています。
そして、在学中に躁鬱と診断されていました。
出典:infoseek
調子のいいときに予定を詰め込みてしまうのは、ただでさえ多忙な可哀想に!さんには過酷だったでしょうね…。
中退の理由は明らかにされていませんが、以下のことが考えられます。
- 超過酷な課題の山
- SNSでの作家活動で一気に人気が出て多忙に
- 躁鬱症状の実生活への影響
もう本当に時間を切り詰めて過ごされていたのが伝わってきますね…。
心のバランスを崩してしまうのもうなずけます。
可哀想に!が追い求めるのは「面白さ」
人に笑ってほしい、そんな思いが根底にある可哀想に!さんのアニメーションがこちらです。
@kawisouniiii988 大学の時のはなし
何度見てもこれは笑えます(笑)
きっと恐ろしく忙しかった大学生活は、こんなにコミカルなことばかりではなかったはずです。
「創作以外の要因で、面白いと思えることが半減するのはつまらない。
できるだけ穏やかに、面白く生きていきたい。
そうやって生み出すコンテンツを通して、私のことを面白いと思ってくれる人が増えればいいなと思っています」
引用元:Forbes
どの漫画やアニメーションを見ても、こんな慌ただしい学生生活など感じさせないゆるい面白さがあります。
実体験を頻繁にネタに混ぜつつも、面白さを追求する明るさが感じられますね!
可哀想に!は大学時代どのようにおぱんちゅうさぎを生み出したか
「ある日、お風呂上がりの着替えとして用意していた服の中になぜかパンツだけがなくて、『おぱんちゅ……、おぱんちゅ……』と言いながら探していたんです。
そのときに、ふと、これは儚くて良い語感だなと思って。
私が一番儚くて悲しいイメージを持っていた生き物がウサギだったので、その2つを掛け合わせて、『おぱんちゅうさぎ』が生まれました」
引用元:Forbes
あの日、おぱんちゅが無事用意されていたら生まれなかったキャラクターなのですね!
普段からアンテナを張り巡らせていたからこそひらめいた奇跡のキャラクターがおぱんちゅうさぎなのです。
【まとめ】おぱんちゅうさぎの作者の可哀想に!の名前の由来
いかがでしたか?
可哀想に!さんの名前の由来をまとめると以下のようになります。
- 大学1年時に多忙を極めたこと
- 同じく忙殺されていた友人たちが「明日が見えない」「絶望」などの名前でSNSを始めたことから流れでつけた
そして、可哀想に!さんがおぱんちゅうさぎを生み出せたのは、以下のような条件が奇跡的に揃ったためです。
- 多忙で時間を切り詰めるために大学近くで一人暮らしを始めたこと
- お風呂の時に着替えの中にパンツだけ入っていなかったこと
- 「おぱんちゅ」の儚い響きと、可哀想な生き物のイメージが合わさったこと=普段からアンテナを張り巡らせていたからこそ成せた業
また、忙しさからか、躁鬱と診断されてしまった可哀想に!さんは、多摩美術大学を3年時に中退しています。
そんな状態でも、可哀想に!さんの作品は、いつも笑えて明るい気持ちにさせてくれるものばかりです。
「面白さ」を追求して作品作りをされている可哀想に!さんの今後の作品にも注目したいと思います。