高校野球の7イニング制検討に賛否両論!ほかに猛暑対策は?意見まとめ

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夏の全国高校野球大会が,2024年8月7日から開催されます!

日本高等学校野球連盟(以下日本高野連)は、高校野球の7イニング制導入に向けて検討しているようです。

現在行われている猛暑対策に加え、7イニング制を導入することに反対意見も多くあるようです。

現在高校野球でとられている熱中症対策の紹介と、7イニング制導入に賛成派と反対派ではどんな意見があるのかまとめてみました。

それではさっそく見ていきましょう!

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目次

高校野球は時間短縮のため7イニング制を導入検討中。どう変わる?

 

年々気温が上昇し、夏の高校野球での選手の安全確保が課題になっています。

1試合の時間を短縮することで、暑さによる選手の故障や体調不良のリスクを減らすために7イニング制が検討されています。

国際大会ではすでにU-18枠で7イニング制が導入されており、それも参考に検討が進んでいるようです。

試合中、猛暑でコンディションを崩す野球関係者が続出

試合中に選手7人が足がつり、守備をしていた選手がボールを追いかけられずに得点に影響したりしたよ。治療などで30分も費やしたんだ
応援中に、女子生徒4人が熱中症疑いで救急搬送されたわ…
球審が熱中症の症状で体調不良を訴え、10分間試合が中断。その後審判は後退して試合が続けられました

このように、体調不良が結果にも影響し、治療時間の発生で試合全体の時間が延びたりと、早急に対策が求められる状態です。

7イニング制になった場合の短縮時間は35分

現在9回まで行われている高校野球の平均試合時間は、2~2時間半だそうです。

7イニング制を導入することで、1試合およそ35分の時間短縮になるそうです。

かなり短くなって負担が抑えられるような気がします!

2024時点での現在の高校野球での猛暑対策は?

このほかにも、日本高野連は猛暑対策を導入しています。

どんな対策がなされているのか見ていきましょう!

2024年夏の甲子園から朝夕二部制を導入

今年のより朝夕二部制が試験導入されています。大会1~3日目の、1日の試合数が3試合の3日間、昼間を避け、朝と夕方の時間帯に試合を分ける試みです。

1日の試合数が4試合になる日には、試合時間の兼ね合いで二部に分けることが難しく、

日数は限定的です。

7イニング制が導入されると、1試合あたりの時間が短縮されるため、朝夕二部制にできる日数も大幅に増えるのではないでしょうか。

5回終了後のクーリングタイム

昨年より導入された水分補給の休憩のことです。

5回終了後に10分間クーリングタイムが設けられ、その間選手はベンチ裏で水分補給をしたり、氷嚢で首や額を冷やす等の対策がされました。

しかし、クーリングタイムはあまり効果が得られていないとの声もあります。

延長10回からタイブレイク制

2018年に、試合の早期終了を促すために導入されたタイブレイク制。

2022年までは延長13回戦からでしたが、猛暑の中試合が長引かないようにするため、2023年からは延長10回戦からタイブレイク制に変更になりました。

試合時間の短縮にはなりましたが、先攻が有利になりで不公平だとの声もあります。

白スパイクの着用可能

出典:スポーツナビ

2020年の春からは、足元も暑さ対策で、黒スパイクだけでなく、白スパイクの着用も可能になりました。

それ以降は、急速に白スパイクが普及し、ほとんどの選手が白スパイクを着用しているようです。

一週間1人500球の投球制限

級数制限も白スパイクと同時期の2020年春に導入された対策です。

投手の一週間の投球数が、500球までと定められました。

500級に達した選手は、500球目の打者が打撃終了するまでは投球できますが、

以降は降板し、その試合中は登板できないというルールです。

出典:number web

過去の大会では、2006年夏の大会で、決勝再試合を含む7試合を一人で投げ切った早稲田実業の斎藤佑樹選手は、1週間で689球投球しました。

500球の投球制限が導入されたことにより、一人が全試合を投げぬくような名シーンは生まれにくくなりました。

高校野球7イニング制に対する意見まとめ

7イニング制にするということは、スポーツのルールの根幹が大きく変わるということなので、かなり関心が高いようです。賛成意見、反対意見共に見ていきましょう!

7イニング制に賛成派の意見

賛成派の意見のポイント

・国際的には7イニング制が導入されているケースもある

・ほかの競技でも、高校生競技で時間軸が違う事例はあるから良いのでは

・見ている方も9回は長いからちょうどいい

 

7イニング制に反対派の意見

反対派の意見のポイント

・屋根のあるドームでの開催にすればいいのでは

・季節を夏から秋などに変更すればいいのでは

・甲子園球場の銀笠(屋根部分)を拡張工事すればいいのでは

・ドラマは9回で起きるから短くするとつまらなくなる

・高卒選手の弱体化により将来の可能性が狭められる

9イニングという野球本来のルールを変更するというのはかなり重大なことなので、

開催場所や時期の変更など、もっとできることは色々あるのでは?という声が多いようです。

まとめ

出典:yahooニュース

日本高野連も、大会中の悲惨な事故防止、選手や観客の安全確保にいろいろ考えて対策していることがわかりました。

全高校野球ファンの納得のいく方法はなかなかないかもしれませんが、今後も高校野球大会を継続していくうえで、大きな転換点を迎えていることは確かでしょう。

この夏の大会は、どうか無事故で盛り上がるといいですね!

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